X線CT
中性化塩害化学的劣化ASR強度凍害ポップアウト
X線CTは、試料にX線を照射・透過させ、試料の密度や材料によるX線吸収量の差を利用して、試料内部の3次元的な構造を、”非破壊で”得ることができる装置です。
装置外観
撮影用のステージの上に試料をセットするだけで撮影できます。切断・研磨などの前処理は不要です。 小型の材料試験機を搭載しており、最大30kNの圧縮荷重を加えた状態での撮影が可能です。
撮影事例
鋼繊維補強モルタル試験体の3Dモデルと繊維配向解析
鋼繊維の分布状況を明瞭に確認することができ、繊維の配向や偏在を数値として評価することが可能です。
動画中の繊維の色は、繊維を傾きで色分けしたものです。
※試験体サイズ:直径50 mm×高さ100 mm