株式会社太平洋コンサルタント > セメント・コンクリートを調べる セメント・コンクリートを調べる 構造物の調査 圧縮強度 耐力や耐久性評価のため圧縮強度を測定します。 中性化 鉄筋の防錆機能低下確認のため、中性化深さを測定します。 塩 害 鉄筋腐食に大きく影響する塩化物イオン濃度や拡散係数を調べます。 アルカリシリカ反応 実体・偏光顕微鏡観察によるASR反応性骨材やASRの現象(反応リム、ASRゲル、ひび割れ)の確認、促進膨張試験を行います。 化学的腐食 コンクリートのセメントペースト部分が外来の物質と化学反応し、別な物質となったり、新たな化合物を生成することにより、コンクリートが変質し、健全性が損なわれる諸現象です。 ポップアウト 偏光顕微鏡観察あるいは粉末X線回折などにより原因物質となる膨張物質種類を特定します。 色むら 色むらの原因となるコンクリートの微細組織や付着物を分析します。 配合推定 強度不足の原因推定のため練り混ぜ時材料の各単位を推定します。 構造物調査 定期的点検調査により、コンクリート構造物の長寿命化に貢献します。 鉄筋探査・鉄筋腐食調査 電磁波レーダーや電磁誘導法により鉄筋位置かぶり厚さを調査します。また、自然電位法により鉄筋の腐食状況の調査も行っています。 表面性状 コンクリート表層部の性状は、中性化や鉄筋腐食等のコンクリート構造物の耐久性に大きく影響します。試験装置を用いた測定により、コンクリート表層部の品質を評価する健全度評価が注目を集めています。 外壁打診点検 建築基準法により10年に一度の全面打診が義務化。打診点検ロボットを活用した外壁診断システム、ウォールサーベイシステムが打診点検をより早く、より省力化します。 RFID構造物診断技術Wimo®シリーズ Wimo®ウィーモは、「誰でも」「簡単に」「非破壊で」「定量的に」をコンセプトに、構造物の健全度を把握する技術として開発されました。 コンクリートの試験 フレッシュコンクリートの試験 フレッシュコンクリートの特性を確認するため、さまざまな試験設備や試験装置を保有しています。 熱的性質試験 線膨張係数、熱伝導率、熱拡散率、比熱、断熱温度上昇量などがあり、主にマスコンクリートの温度応力解析などに用いられます。また、部材の耐火性能を確認する耐火試験も実施しています。 強度試験 硬化コンクリートの強度特性値として一般的な圧縮、引張、曲げ強度試験のほかにも、圧縮クリープ、せん断強度、鉄筋付着強度、タフネス(圧縮、曲げ)試験、疲労(曲げ)、破壊エネルギー、接着力試験等を実施いたします。 体積変化試験 硬化コンクリートの物理的性質として、各種強度のほかに、変形性状(静弾性係数、動弾性係数、圧縮クリープ)や体積変化(乾燥収縮、自己収縮、拘束膨張)などが測定できます。 耐久性試験 コンクリート構造物には、中性化、塩害、アルカリシリカ反応、凍結融解などのさまざまな劣化現象に対して、要求性能を長期間にわたり満足することが求められます。 けい酸塩系表面含浸材の評価 「表面含浸材の試験」では、含浸材の反応程度の評価、種類判定、浸透深さの測定や、含浸材の効果確認を目的とした試験等を行います。 有害金属の溶出量・含有量試験 各種溶出量試験・含有量試験によりコンクリート・モルタル及びコンクリート製品の安全性を評価します。また、財団法人 日本環境協会認定のエコマークを取得するための製品分析データ(土壌汚染対策法 溶出量・含有量試験による )をご提供しています。 コンクリート用材料の試験 粉体物性試験 セメントの密度、比表面積、粒度分布、流動性といった粉体物性を把握することは、セメントの強度発現や凝結時間、あるいは運搬・圧送性等セメントの性能を評価するうえで非常に重要です。 当社では、各種測定機器を用いた粉体物性試験により、セメントをはじめ様々な粉体の物性評価を行っています。 骨材・練り混ぜ水試験 生コンの製造にあたっては、使用する材料の定期的な品質のチェックが義務付けられています。 骨材試験・練混ぜ水試験は、ISO/IEC17025認定試験所である当社にお任せください。 セメント・混和材料試験・海外規格試験 セメント、コンクリート用各種混和材料の品質試験ならお任せ下さい。 熟練技能者により物理性状、化学成分などの幅広い試験・分析に対応でき、適切な品質評価が行えます。 コンサルティング 温度応力解析 コンクリートの打設の前に、構造形状や使用材料等からひび割れ指数を算出し、コンクリート構造物のひび割れ評価・ひび割れ対策検討を行います。