太平洋コンサルタント株式会社

コンクリート診断・試験、環境分析のご用命は太平洋コンサルタントのまで!

熱処理技術 内熱キルン

最高温度1500℃程度、処理量100㎏/h程度の処理能力を有した実機セメント焼成キルンを模した小型ロータリーキルンを用いて、様々な焼成試験やサンプル試製が行えます。

内熱キルンとは?

セメントクリンカの焼成などに見られる、円筒形内部に耐熱レンガ張りがされた回転炉。
回転窯の焼成物出口側に設置されたバーナーで燃焼、窯の回転により原料を窯内で移動させながら熱処理を行う。

内熱式ロータリーキルンの特徴

高温焼成

1,500℃までの高温焼成が可能。

安定焼成

焼点温度±10℃での運転制御が可能。

焼成時間の制御

窯回転数により、窯内の通過時間(焼成時間20〜120分)を任意に制御可能。

焼成雰囲気の制御

通常焼成(窯尻酸素濃度:数%)の他、高濃度酸素を吹き込む酸化焼成や、可燃物等を投入する還元焼成が可能。

冷却速度の制御

通常焼成の冷却の他、窯内冷却帯のクリンカにエア等を吹き付けて冷却する急冷や、温風を吹き込むことやバーナー自体を奥に設置することによる徐冷等の操作が可能。

内熱キルンの炉内の温度分布と安定性

1号キルンの炉内の温度分布(推定)および焼成時の焼点温度、窯尻温度の安定性を下図に示す。

内熱キルンの炉内の温度分布と安定性

窯尻温度

内熱式ロータリーキルンの焼成(バーナー側)内熱式ロータリーキルンの焼成(バーナー側)

内熱キルンを用いた焼成実績

セメント原料、頁岩を用いた骨材、石炭灰を用いた骨材、岩石を用いた軽量骨材、カルシウムシリケート系、粘土系材料等

熱処理技術 外熱キルン

加熱温度を正確に制御したい、炉内の雰囲気調整を行いたい、不純物(コンタミ)の混入を最小限に抑えたい場合、外熱キルンによる熱処理がお勧めです。

外熱キルンとは?

炉材にステンレス、セラミックスなどを使用し、炉材外部より電気ヒーターで炉を加熱する円筒型回転炉。
中央部に設置された電気ヒーターで炉を加熱させ、炉の傾斜と回転数の制御により原料を窯内で移動させ、原料の加熱時間を調整します。

外熱式ロータリーキルンの特徴

1,400℃までの熱処理に対応でき、温度制御は設定値に対して±10℃が可。
酸化、還元いずれの雰囲気焼成にも対応できます。

外熱式ロータリーキルン実験外熱式ロータリーキルン実験

外熱式ロータリーキルン炉内部状況外熱式ロータリーキルン炉内部状況

外熱式ロータリーキルンの仕様

単筒型電気炉

  • ● 型式:単筒型電気炉
  • ● 炉芯菅:SUS製、カンタルAPM製など
  • ● 勾配:0~5%
  • ● 回転数:0.5~2rpm
  • ● 炉内寸法:300W×350H×700L
  • ● 温度:Max 1250℃(炉心管の材質による)
  • ● 電気容量:40kw

炉芯菅材質:SUS310S

  • ● 炉芯菅材質:SUS310S
  • ● 炉芯菅サイズ:250EQ(6角胴)
        3200mL(加熱部1800mL)
  • ● 勾配:0.5~2%
  • ● 回転数:0.5~5rpm
  • ● 炉内寸法:450W×450H×1600L
  • ● 温度:Max 750℃
  • ● 電気容量:30kw

型式:水冷菅一体型回転炉

  • ● 型式:水冷菅一体型回転炉
  • ● 炉芯菅寸法:内径630φ×7500L×8t
  • ● 勾配:0~3%
  • ● 回転数:0.1~2rpm
  • ● 炉内寸法:900W×900H×4530L
  • ● 温度:Max 780℃

外熱式ロータリーキルンの特長と用途例

《 外熱キルンの特長 》

  • 雰囲気調整可能
  • 正確な温度制御
  • 温度分布が一定
  • 不純物の混入が少ない
  • バッチ処理にも対応可能

高付加価値化

高純度材料の製造

  • ・電子材料用生石灰
  • ・高純度シリカ原料

高機能材料の製造

  • ・触媒
  • ・中空材料
  • ・表面被覆材料

 

関連する技術はこちら

当ページのパンフレットはこちら

ご相談・ご依頼はこちら