赤外線分光分析
中性化塩害化学的劣化ASR強度凍害ポップアウト
赤外線分光分析とは、物質を構成する分子による赤外線の吸収現象に基づき、物質の種類を特定する方法です。特に有機系物質の定性分析に広く使われています。コンクリートでは、表面の変色や汚れなどの異物の特定や、材料として使用される有機系物質の有無や種類の確認などに利用されています。
分析試料調製の手順
分析結果の一例
赤の曲線はコンクリートの表面に撥水性を持たせ苔や藻類の発生を防ぐ作用のあるシリコーン系の含浸材です。黒の曲線はその主成分であるシランモノマーの純薬です。二つの曲線は同じ位置にピークが見られ、ほぼ一致しています。
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