日本コンクリート工学会　Journal of Advanced Concrete Technology　に当社社員の論文が掲載されました

当社社員、柴田真仁が投稿しました論文が、日本コンクリート工学会の英文ジャーナルである Journal of Advance Concrete Technology に掲載されました。

“Comparison of Accelerated Caicium Leaching Tests for Evaluating Long-term Durability of Cement-based Materials used in Radioactive Waste Respositories”, Journal of Advance Concrete Technology, 2025, Vol.23,  p285-295

Masahito Shibata, Kazuko Haga, Hitoshi Owada and Tsuneki Ichikawa

放射性廃棄物処分施設で用いられるセメント系材料の長期耐久性評価に向け、地下水中でのCa溶脱を一定期間にわたり模擬し、溶脱が与える長期的影響を検証するために行う促進Ca溶脱試験の妥当性を確認するため、普通ポルトランドセメント硬化体が溶脱によって受ける化学的・物理的変化を各促進溶脱で比較しました。これによりOHの除去のためにＮＨ４ＮＯ３溶液を用いる方法が溶出を促進する上で適した方法であることが分かりました。

当社は原子力環境整備促進・資金管理センターから研究を受託し、この成果を公表するため北海道大学の市川名誉教授の指導の元、論文化しました。

論文リンク：https://www.jstage.jst.go.jp/article/jact/23/7/23_285/_article

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