加熱温度を正確に制御したい、炉内の雰囲気調整を行いたい、不純物(コンタミ)の混入を最小限に抑えたい場合、外熱キルンによる熱処理がお勧めです。
炉材にステンレス、セラミックスなどを使用し、炉材外部より電気ヒーターで炉を加熱する円筒型回転炉。
中央部に設置された電気ヒーターで炉を加熱させ、炉の傾斜と回転の制御により原料を窯内で移動させ、原料の加熱時間を調整します。
1,000℃までの熱処理に対応でき、温度制御は設定値±10℃。
酸化、還元いずれの雰囲気焼成にも対応できます。
炉内に着脱式の仕切り板を設置し、バッチ式焼成を実施。
炉内に窒素ガスを流し、強還元雰囲気(炉内の酸素濃度を0.5%以下)に調整し熱処理を実施。